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『Water World』1話

これが地球の温暖化によって起きたことなのか原因は分からない。

でも、世界の陸という陸はすべて水で覆われている。
まさに、それは『Water World』であった。



俺はある朝。目が覚めて周りを見渡す。
いつもの寝室ではない。もちろんベッドも無い布団も無い。
というよりもまず家の中ではない。


ここは、いったいどこだ?
自分はどうなったのだ?


夕べは間違いなく俺は布団の中で寝た。
何かどうなっているのか分からない。


服を着ていない。全裸になっている。考える余裕もなく慌て出す。
身体を触ると違和感に気付づく。

元々、体毛はそれ程濃くないほうであったが、
異常なまでに毛が無くなっている。陰毛も無い。
そして身体はヌメヌメしておりつるんと滑る感じ。
魚や蛸やイカを触った時の感触といえば分かり易いだろうか。


衝撃だったのは、二つある。

一つ目は、陰部の突起が窪んでおり簡単に触ることができないようになっていること。
例えるなら、亀が甲羅の中に頭をすっぽりと奥に引っ込める様子に似ている。
つまんで引っ張り出すことは可能だが手を離すと元のようにすっぽりと身体の中に納まってしまう。
縦に亀裂があり一見、女性器のようにも見えてきて恥ずかしさを覚えた。
これは、後から理由が分かる。泳ぐ時に邪魔にならない構造に変化したのだ。

二つ目は、脇の部分だ。手を上げて見るとちょうど脇毛があったあたりから
乳首のやや下あたりにかけて3本、爪でかかれたような傷の跡が皮膚ある。そして、それはパックリ切れている。
と同時に、俺は大きく息を吸うように肺を膨らませた。すると、その瞬間、傷口がガバッと開いた!
とてもグロテスクに開く。血が噴出すのではないかと思った。
しかし出てこない。痛みも無い。


まさか、まさか!!


俺は口で呼吸をしていない。魚のように鰓があり鰓で呼吸をしているのだと知った。

気は動転していたが不思議と体調は頗る良い。
ふわふわ宙を浮いている感じで気持ちがとても良いのだ。
実際には、金魚のように水中でふよふよと泳いでいるのだが。
何より嬉しいのは、毎日疲れが消えていて肩こりも無い。

もう一度、身体を良く見る。
手や足は、河童のようになってはいない。元のままであった。
顔を自分で見ることは出来ないが頭の毛だけはある。
耳を触ると少し小さくなったか?いや、元からこのような大きさだったように思う。

暫くして気が落ち着きた。

これは、夢だ。夢に違いない。
俺は、今のこの不思議な状況を楽しむことにしたのだ。

暫く何も考えずふよふよと泳いでいた。それに飽きた俺は、
映画で観たことのある人魚が泳ぐように手を頭の前に伸ばし両足をくっつけて
上下に腰を振ってみた。かなづちな俺もビックリ。
ひと振りするだけで5、6mは進んだだろうか?
スィースィーなんかではない。
水の中をギューーーン!と進む。真横の景色が目で終えないぐらいに進む。
水と身体の間に何の抵抗もないような感触。とてもスムーズにそして速く!

もの凄く気持ちがいい。泳ぐのってこんなに楽しいことだったのか!
どこまでも泳げる気がする。呼吸も肺を膨らますように大きく吸う必要もない。
息が苦しいと感じることもない。

周りの景色は幻想の世界のように陽射しがあり色鮮やかで、
小さな魚の群れがあり、ぽつんと大きな魚がいたりする。

身近に鯵などもいる。蛸にイカや貝の姿も。
沖縄などの海中でみる鮮やかな色をした魚も沢山いる。
物凄い数の魚介類がいるが泳いでいても体に触れず、スッスッと避けている。
実際には当たっているのだろうか?お互いヌメヌメしているので分からないのか。

やがて海の底が見えない場所に来た。
底は何処までもありそうだ。暗くて全く見えない。陽射しがある所までは下へ下へと潜ってみるが、
無いところまでは小心者の俺は途中で潜るのをやめる。小さい頃から暗い所は苦手で恐怖心を煽る。
それは大人になっても変わらなかった。

仕方がないので、とりあえずはこのどこまでも続く海の中を
前へ前へと進むことに決めた。

すると今度は前方から見たことのある形をしたものが凄い勢いで向かってくる!
とても怖い形相。サ、サメだ!!しかも一匹ではない。3匹はいる。

う、うあぁーーー!!!


(本作品の全て内容は、昨晩、私が夢で見た事を忠実に再現しています。なのでフィクションではありますが夢の中ではノンフィクションです。この話の続きには今年2月に亡くなった私の友人が登場します。その友人の誕生日は明日の19日です。それが何を意味するのか分かりません。まだ書けていない続きはありますが、更なる続きは今晩の夢で見るのだろうか。)
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人白書

この物語は、すべてフィクションです。また自作の物語となっております。無断で複製を禁じます。

第一話  再 会

 まず始めに自己紹介します。僕の名前は、吉田正人。

 僕は、この名前がどうも気に入らない。苗字が簡単な上に名前まで在り来り。
本当は、もう少し複雑な名前がよかった。【まさと】って読むんだけど、せめて雅人とかさ。とは思ってはいても親がつけてくれた名前だし実際に変えることは出来ても本当に変える訳にもいかない。
 見た目はいたって真面目な感じ。背丈は、身長173センチで体重69キロかな。ごく普通な体系。年は23歳で独身。少し前まで彼女は居たんだけど3年前に分かれたっきり今はいない。
 学歴、職歴はというと、高等学校を卒業して、特に目指したいものも無く希望の大学も無く、でも一応就職はした。けども転々として今は、何をしてるかっていうとさ、最近特に目立っているニート(neet)って奴だ。少し前までは・・・。

 子供の頃からSF映画とか地球崩壊系。特にアクション映画が大好きだった僕は、いつか僕もヒーローになろうだとか、崩壊系を観てみても、いつかそんな事態が起きるんじゃないか、そんな場面に出くわした時にも備えはいるんじゃないか・・・と常に思い描く夢みる少年だったのを今でも覚えている。
 喧嘩は強いほうではなかった。って言うと嘘になる。ようは喧嘩はしたことが無いタイプの人間だった。
それでも映画の影響からか自分自身では強いんだ。なーんて過信する気持ちの悪い人間だった。

 毎日が同じ一日の繰り返し。未だに仕事も見つからず、毎日ダラダラ生活。家に籠って親が使っているパソコンからネットを見たりテレビを見たり。高等学校を卒業してすぐの時ぐらいは就職もできたけど。今の時代はそうもいかない。ここ最近は面接しても就職とまでにはならない。どんどん悪循環になり、何もする気が起きなくなっていた。特に外出することもなくなっていた。ところが、ある日・・・
 
 1本の電話がかかってきた。それは不幸な知らせだった。電話の相手は、中学生の時、仲の良かった高井 章(タカイ アキラ)からだった。話の内容は、中学生の時の同級生の木南 真奈(キナミ マナ)さんが昨晩亡くなったということだった。少し詳しく話を聞くと、近くの池で水死体で見つかったとか・・・。
その子とも仲の良かった僕は、凄く悲しい気分になりながらも章の話を聞いた。章とは中学卒業以来だったこともあり少々長話になった。そして明日、真奈さんの葬式ということで久しぶりに会うことになったんだ。そして翌日。

 「よう!正人。こっちこっち。」章の呼ぶ声が聞こえたので回りを見渡すと、式場の隅の方に章と何人か知らない人が数名が立っていて僕の方を見ていた。僕は、そこへ駆け寄った。
 「おお、章。久しぶり。昔と変わらないな。」と話かけながら回りに居る人たちへも軽く会釈した。
 「こいつらは、高校の時の同級生さ。亡くなった真奈とも高校で同じ同級生。ところで、お前少し太ったか?」章が少しびっくりした表情で僕を見る。
 「あ・・あぁ。今は無職でこれといって運動も何もしてないからさ・・・。」と少しばかり会話をしていたら章が深刻な顔をして僕の耳元でささやいた。
 「なぁ参列する前に、ちょっと・・・いいか?」
すると、章が僕を人気の無い場所へ案内した。何だろう・・・
 「あのさ、電話で話したろ?真奈のことなんだけど、水死体ってことなんだけどな・・・。」
章が口を重くして話し出した。
 「聞く話によると1週間前から行方不明になっていて、家族の方が捜査願いを出していたらしい。そして、一昨日発見され水死体で見つかったんだって。葬儀で真奈の遺体を確認しようにも体が膨れ上がっていて見れる状態じゃないので俺たちには見せてもらえないが、どうも・・・家族の方も見てないらしいんだ。」
確かにそれは、変だ。死体の確認を身内も出来ないなんて・・・。
 「そうなんだ・・・。」と俺は答えるしかなかった。家族が遺体を確認できないなんて、そんなことあるんだろうか・・・。水死体の場合って、そうなのかな?などと考えているうちに、葬儀に入り、無事、告別式は終わった。そして章とは、また会う約束を交わし別れた。
 そして真奈の葬式から一夜空けて、何をするでもなくパソコンと眺めていたら一通のメールを受信した。その内容は・・・。
 【最近亡くなった友人に会いたいか?】
宛名は不明だし奇妙なメールだったけど僕は暇つぶしにそのメール返信してみた。
 【はい。】
すると、すぐにまた返信が来た。
 【今晩8時。君の家からちょうど半径2Km。池のある公園で待つ。】
近くに公園はある。2つあって片方には大きな池がある公園があったはず。真奈が死んだ池なのか?生きているとでも言うのか?僕は、頭が少し混乱し興奮状態に陥った。
 しばらくして気を落ち着かせて冷静に考えてみた。そして先ほどのメールに返信してみることにした。
 【そこに行けば、最近亡くなった友人に会えるとでも言うのか?】
しかし、もう返信は出来なくなっていた。僕は、章に相談してみようと急いで電話をかけようとしたら今度は、携帯のほうにメール着信が!!
 【君1人で来なさい。他言は許しません。】
何だよ…いったい…どうしよう…焦る気持ちばかりが込み上げてくる。何かの冗談か?警察に相談するべきか?しかし、他言すれば僕が消される(殺される)ことになるのか?嫌な予感が頭を過る・・・。
 時は刻一刻と迫ってくる…。
 「あぁ・・どうしよう・・」本当に悩んだ。どこからか既に監視されているのだろうか。他言すれば見つかるのだろうか。迷い迷った…。時間だけは、どんどん過ぎていく。

 「そ、そうだな…。どうせ僕なんてこのまま生きていても何の存在価値もない。行ってやろうじゃないか。」と僕は自分に言い聞かせるように呟いた。そして、防護用になる何かないかと身の回りを探してみる。
 まずは携帯。あと何だろ…バット?駄目だ駄目だ、もっと小さい物・・・
 そうだ!昔、遊びで買ったナイフがあったはずだ。まさか、遊びで買ったナイフを本当に使ってみようと思う時がやってくるとはな。後は~、これぐらいしか準備できるものは無さそうだった。
 
 そして時間になり僕は公園にむかった。時間どおり8時に到着。結構大きな公園で中央には大きな池がある。僕はひとまず中央付近にある池の方に行ってみることにした。池の方に近づくにつれ不安と恐怖が込み上げてくる。もう少しで池だ…。心臓がバクバクと鼓動する。進み進んで池が見えてきた。池のすぐそばに人影が!相手は二人いるようだ。 さらに近づくと男性と女性がそこに立っていた。
 女性「こんばんは。正人さん。」
 「こ・・こんばんは。」あれ?見たことがあるような・・・
 女性「真奈です。木南 真奈。」
 「えっ!」僕は、驚いた。当たり前である。死んで昨晩、葬式を挙げたはずの真奈が目の前にいる。何が何だか分らない。頭が混乱状態のまま、真奈という女性が話しを続けた。
 真奈「びっくりしてるでしょうけど、幼馴染の真奈よ。まずは、謝るわ。ごめんなさい。さっそくだけど、ここで話をする訳にはいかないの。場所を変えるわ。一緒に来て。」
 有無を言わさず僕は連行された。                    おしまい。

次回は、第二話 真 実  に続きます。感想ご意見などあれば、お待ちしています^^


 

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